母親から受け継いだ三味線で、三原の伝統文化を次世代へ
この記事は、2021年10月取材時点での情報です
【幸せづくり】
三原やっさ踊り振興協議会
小林民子(こばやし たみこ)さん
三原といえば、やっさ! 毎年、8月に開催される「三原やっさ祭り」は、中国地方を代表する夏祭りとして賑わいを見せます。祭りで披露されるのが、三原の伝統的な踊り「やっさ踊り」です。その歴史は古く、約450年前の1567年、戦国武将の小早川隆景が三原城を築城した際に、三味線や太鼓を鳴らし、思い思いに歌を歌いながら踊って祝ったのが始まりと言われています。