Vol7 春祭りの幕開け 幸崎町能地春祭り
幸崎町能地で行われる 「ふとんだんじり」は、神童と呼ばれる男の子が叩く太鼓と、元気な掛け声、だんじり同士が組み合う迫力が知られるお祭りです。
この「ふとんだんじり」と2週間前にある神明祭とを合わせて春祭りと呼ばれています。
神明祭は、世話役である当家(とうや)が1年間務めた最終日でもあります。この日に「でこ」と呼ばれる人形とその年の干支の置き物を藁などで作って、その日までの当家の家の一部屋に飾ります。昔は、小正月にとんどを作っていたものに、伊勢信仰である神明祭が合わさり、人