歴史と文化を伝える町の看板的存在。凛々しくも、親しみ感じさせる『三原二之丸会』
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歴史と文化を伝える町の看板的存在。凛々しくも、親しみ感じさせる『三原二之丸会』

三原市公式note

この記事は、2019年2月取材時点での情報です


【まちづくり】
三原二之丸会
大中孝広(おおなか たかひろ)さん 

歴史好きが高じ、今では甲冑を身につけ『三原二之丸会』を牽引して町の魅力を市内外にアピールしている大中孝広(おおなか たかひろ)さん。地元を愛する仲間との絆や、気さくに声をかけてくれる市民の応援が活動の原動力。小さなイベントから伝統行事まで、多様な場所に参加して情報を発信しながら、「三原が好き」と言ってくれる人を少しずつ増やしています。


共通の趣味と愛郷心が引き寄せた仲間との出会い

甲冑を身にまとい、どこか楽しげな様子で立ち姿を披露してくれた大中さん。

生粋の歴史好きで、三原の文化を発信する団体『三原二之丸会』の代表を務めています。


甲冑の重さはなんと約15kg、慣れた手つきで準備する

4歳の頃から三原市に在住し、歴史を存分に学びたいと京都にある龍谷大学の歴史学科に進みました。

卒業後は帰郷して、父親が経営する居酒屋で働くことに。

創業して30年以上経つ居酒屋『六文銭』は市内では名の知れた存在で、その店名からか歴史好きが訪れることも。

そんなお客の一人として知り合ったのが、現在は会のメンバーである三原市の学芸員 山﨑さんでした。

三原城について、小早川隆景について、町の成り立ちや変遷について… 知識に富んだ山﨑さんの話はおもしろく、すぐに意気投合。

「三原を盛り上げるような活動がしたいね」。大中さんの趣味である弓道を通じて知り合った仲間も加わり、『三原二之丸会』が発足しました。

『三原二之丸会』は“城下町三原” を軸とした振興を通して文化意識を高め、次世代に継承することを目的とした城下町文化保存団体



人目をひく姿で行う活動が、三原に関心を持つきっかけに

メーンで参加しているのは、毎年秋に行われる三原浮城まつり。

天下の要塞として名を馳せた三原城をテーマにしたイベントです。

甲冑行列に加わることはもちろん、『戦国喫茶 二之丸カフェ』と名付けたお茶屋の出店をしたこともあるそう。

歴女ブームや大中さんの活動を知り会に入りたいという人や手伝いたいという声が寄せられ、正メンバーは12名に(※取材当時)


普段はそれぞれ仕事があるため、その時の都合で参加するパートナースタッフも在籍しています。

和文化を楽しむ着付けの会やお茶会に呼ばれることが多く、町を盛り上げる団体として市民に親しまれています。

「三原について知ろう、歴史を学ぼうというと敷居が高く感じる人もいて。会の活動を見てなんかおもしろそうだなと、自分たちが住む町に興味を持つきっかけになったら嬉しいですね」。



まずは長く続けること。情報を発信して町のファンを増やしたい

活動をしていると、三原やその歴史について質問を受けることがあると言います。

「知らないことも多いので、わからない時はすぐに調べています。知識が本当に増えました」。

例えばお酒についてなら、かつては東町から西町にかけていくつもの蔵があったこと、瀬戸内海航路の要衝だったため大量輸送が可能だったことなど。

その知識は店で働いている際に役立つことがあり、訪れた人と歴史談議に花を咲かせることもあるそう。

数えきれない三原の魅力を、出張や観光で訪れる人にも伝えていきたいと話す大中さん

「三原には神明市ややっさ祭りなど歴史的価値の高いイベントがたくさんあります。四季折々の自然も美しいし、この町に誇りを持ってほしいです。また、最近は外国人の方も多いので、町の魅力を伝えいくためにも、コミュニケーションがとれるぐらいの語学力を身につけないといけないなと思っています」。

そう言って笑う姿に、町を想う愛情が溢れていました。


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三原市公式note
瀬戸内に面したまち「広島県三原市」の公式noteです。三原の「ヒト」や「モノ」「コト」の魅力が伝わるような情報を発信していきます。