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三原でまちづくりをはじめたい! サードボックスはまちのワクワクを創出するコミュニティー


この記事は、2019年1月取材時点での情報です


【まちづくり】
サードボックス
泉太貴(いずみ だいき)さん

サードボックスとは、泉さんを中心にした仲間が立ち上げた三原市のコミュニティー。

「三原の魅力を発信すること」「オリジナリティーのあるワクワクを創造すること」、そして「社会的地位や男女、年齢にとらわれずフラットな関係性で活動すること」がコンセプトです。

 

三原で「まちづくり」をしたい。そんなメンバーの知恵を集めて

泉さんはサードボックスの代表として三原の未来を創造している

石川県金沢市で過ごしていた大学時代から学生団体を立ち上げて、地域活動に携わっていたという泉さん。

卒業していつか地元に帰ったら、三原市でまちづくりに関わりたいと考えていました。

中国などでの事業を経験し地元三原に帰ってきたのが2016年、30歳の時でした。

泉さんは、三原市のイベントで知り合ったメンバーに声をかけ「三原で〝ワクワク〟を創造しよう!」と地域活動をスタート。

団体名を「サードボックス」と名付け、初期メンバー6人で2017年11月から活動をスタートしました。

所属するメンバーの年齢・性別・職業はさまざま。

それぞれのメンバーの人脈や持ち寄った企画によってイベントや事業を計画し実施。

人脈などのネットワークを利用して人材バンク的な役割も果たしています。

名前の由来は、三原の「3」と、たまたま初期メンバーが1985年生まれが多かったため「85(ハコ)※1」を合わせたもの 【※1:85=ハコ=ボックス】


メンバー同士で事業やイベントを立ち上げる。サードボックスはその母体

「三原は城下町として、昔は凄く栄えていたと聞きます。今は少しずつ人口が減ってきていますが、僕らも含めU・Iターンの若者もたくさんいると思います。そういう人たちを巻き込み、まちづくりに少しずつ関わっていけたらより良くなると思います」と泉さん。

2018年のイベントとしては、プログラミングやVRなどを活用した「ミハラサイエンス遊園地」を初開催

また、メンバー同士でさまざまな活動も生まれました。

例えば、地域の体験をギフトにする「KOTOYA」の事業や、子どもたちにプログラミングの面白さを伝える「一般社団法人RoFReC(ロフレック)」の事業もサードボックスの出会いを1つのきっかけに生まれた活動です。

「サードボックスは航空母艦ような存在。母艦からいくつもの飛行機が飛び立ち、ひと仕事した飛行機はまた母艦に帰ってくる、そんなイメージで活動しているんです」と泉さんは話します。

 

仲間を増やして、さらに広がるコミュニティーと活動

6人だった初期メンバーは現在14人にまで増えたそう

メンバーの得意分野は観光、サイエンス、経済、物販、イベントなどに広がり、それぞれの力を合わせることによって、より大きなパワーを発揮しそうです。

「経済界、商店街、行政、民間企業。多くの先輩方が三原のために活動しておられますが、33歳という若い僕たちもできることはあるはず」と泉さん。

「ワクワクする事をしてみたい、やってみたい事がある人は年齢や性別など気にせず気軽に参加して欲しいです」と言葉を重ねます。

立ち上げから1年余り。

「参加する人も少しずつ増え、できることも増えてきたので、さらに周りを巻き込みたいですね。こういった活動をきっかけに『まちづくりに興味を持つ』そんな流れができると嬉しいです」と泉さんは語ります。

立場や年齢、実績などを超えて三原の力になるように、さらにコミュニティーの翼を広げていきます。

サードボックスHP【https://third-box.com/ 】