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タコにスイーツ、講演会まで!? 人と人をつなぐ仕掛け人、縦横無尽にまちの活性化に挑戦中!


この記事は、2018年12月取材時点での情報です


【まちづくり】
みはらまちづくり兎っ兎
小川和子(おがわ かずこ)さん

「みはらまちづくり兎っ兎」理事長の小川さんは、まちの活性化を目的に、さまざまな活動を展開しています。

拠点は、「みなとオアシス三原」にあるアンテナショップ。

そこでは物販だけでなく、「三原で今、旬の味は?」「あの島に行くにはどうすれば?」「こんな人に会いたいんだけど」などなど、気軽にみんなの相談にも乗っています。



三原の水先案内人


三原市に嫁いで数十年、福祉の観点からまちづくりにかわり、2005年にNPO法人「みはらまちづくり兎(と)っ兎(と)」を設立

小川和子さんはこれまで、地域交流・世代交流・空き店舗の活用やボランティアの活動支援にコミュニティービジネスの推進など、他機関と連携し、さまざまな活動に携わっています。

拠点は三原港港湾ビル1階にあり、住民や観光客の交流の場として機能している「みなとオアシス三原」に正式登録されています。

観光客はもちろん、交通手段が船便しかない小さな島の人たちもこの拠点を利用、学生さんはここで宿題をすることもあります。

JR三原駅から歩いて5分の所にある港は、人と人が交錯する三原でもドラマチックな場所だ




海を眺めながらお茶でもいかが?

「みはらまちづくり兎っ兎」では、手作り焼菓子、火・金曜日には焼きたてパンを販売しています。

季節ごとの旬な土産物や島の花、そして作家さん手作りの雑貨などもあります。

目の前には、港に入る船と出て行く船。

小川さんとお茶をしながら、三原の観光情報をゲットするのはどうでしょう?

いろいろな人と関わり合ってきた小川さんならではのここでしか聞けない話題が飛び出すかも!?



メガネの奥に映るのは「三原の明日」

小川さんは毎日ここを拠点にいろんな人と出会い、交流し、活動の輪を広げています。

「まちを元気にするのは人じゃけねえ、人との出会いが次につながるんよ」人の出会いがきっかけで、小佐木島でゲストハウスをお手伝いすることも。

ゲストハウスでは、島で採れた魚や野菜や柑橘で、おいしい料理を作って訪れる人々をもてなしている
旬の食材を使った手作り料理が並ぶ




「こんなに海が近いゲストハウスは、なかなかないよ」

海水浴はもちろん、アオリイカをすくい、海ホタルを間近で見ることができる小佐木島のためにボランティア清掃活動も視野に。

ゲストハウスの食堂。木製のテーブルやイスが置かれ、温かみを感じる落ち着いた空間


「でも、焦らんこと。私は焦らず、一緒に楽しく活動する人、そして、三原の魅力を引き継ぐ人を見つけたい」

さあ、次に三原の水先案内人と出会うのは、あなた!?


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