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命あるものの美しさを多くの人へ発信。三原を拠点にしながら全国で活躍


この記事は、2019年2月取材時点での情報です


【幸せづくり】
藤本生花店
藤本佳孝(ふじもと よしたか)さん

東京から三原へUターンし、藤本生花店の代表となった藤原さん。実は、フラワーシップ全国大会第11回、第12回のチャンピオンです。帰郷後は、地元三原で花や鉢物の販売、スクール、造園などを行うかたわら、東京・名古屋を中心に、全国各地から花や講師としてのオファーを受ける毎日を過ごしています。

藤本さんが選ぶ鮮やかで元気いっぱいの花は、藤本さんの柔らかな感性によって心弾むアレンジメントとして生まれ変わっていく




贈る人、贈られる人。花に込めた双方の思いをくみ取って

高校を卒業後アメリカに渡ってフラワーデザインを学び、その後6年間は東京で活躍。

個人向けの花のみならず歌舞伎やコンサート、ディナーショー、パーティー会場などでフラワーアレンジメントのキャリアを重ねていた藤本さん。

2000年にはテレフローラインターナショナル日本代表で、バスケットアレンジ部門で優勝するなど活躍。

インストラクターを育成する講師としても活動していました。

その後三原にUターンをし、現在はここ三原市宮浦の店を拠点にアレンジメントや鉢物の販売、スクールの講師として、また東京、名古屋など全国へ、そして海外にも飛びまわっています。

藤本生花店は17年前に藤本さんの父親が開業した


贈る人、贈られる人。花材や色味、予算などのニーズをくみ取りながら、お客様の想定や期待以上のアレンジメントを提案をすることが藤本さんのモットーです。

お客様の要望をくみ取りながら花をセレクト



花の個性を生かして、ワクワク心弾むアレンジメントを

お店のショーケースには季節ごとの鮮やかな花が並び、来客の目を楽しませる


「流行よりも、色がきれいで元気に呼吸している花を選んでいます」と藤本さん。

企業用、一般客用、ギフト用などお客様の客層は幅広いため、アレンジメントや供花、さらに花器や鉢物、造園まで、どんなニーズにも応えられる提案力が必要。

そのため藤本さんは花の色や形のバランスを想像しながらこれまでの経験で培った感性を働かせてアレンジを考えます。

地元の人からの要望にきめ細やく対応していくことが、藤本さんのやりがいだそうです。

三原で活動する上での喜びは、こうして花屋としての全ての仕事ができることなのだそう

一緒に働きアレンジメントをする従業員や藤本さんの姉とも、お客様に喜ばれるためのサービスを提供しています 。



いつでも心と体をニュートラルに。花も人間もその方がすてき

藤本さんの作るフラワーアレンジメントは花の持つかわいらしさを際立たせるために立体的で、どこか抜け感のあるアレンジが特徴的


藤本さんの仕事やライフスタイルは、花のアレンジと同様、余計な力入れないことだと言います。

「仕事もプライベートも楽しく笑顔でいた方が、自分や周りにいる人にとっていい環境になると思うんです」と藤本さん。

地元のお客様に向けて、花のある暮らしの素晴らしさを伝えるために、店の2階でフラワーアレンジメント教室を開催している

「造花やドライフラワーもすてきですが、命あるものの美しさ、大切さを地域の人をはじめより多くの人に知っていただきたいので、これからも生花にこだわりたいですね」。


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